Node.jsの実行環境を準備する

Ubuntu

Node.jsのインストール

Node.js
Node.js® is a JavaScript runtime built on Chrome's V8 JavaScript engine.

Node.jsはJavaScriptの環境です。Node.jsはWindows、macOS、Linuxで動作します。この投稿ではLinuxでNode.jsを利用する方法を紹介します。ubuntuなどのディストリビューションが提供するNode.jsを利用するのであればLinuxの公式リポジトリからaptコマンドでインストールします。Node.jsの最新版や推奨版を利用する場合は後述するnpmでインストールするnコマンドかnvm、naveを利用すると良いでしょう。

システム全体のNode.jsの環境を変えたくない場合などはnvmかnaveを利用すると良いでしょう。nvmとnaveはログインユーザの環境にNode.jsをインストールすることができます。

補足ですが、以前はNode.jsとパッケージ管理ソフトのnpmは別にインストールする必要がありました。今はNode.jsをインストールするとnpmも一緒にインストールされます。

npm

npmのホームページを見るとSign upとかPricingというキーワードがあり有料なのかなと思いますが、npmに登録されているパッケージを利用するのは無料です。Sign upする必要はありません。Sign upして有料登録することでnpmのクラウド環境をプライベートに利用できます。個人や企業がパッケージを開発してプライベート利用するときは検討すると良いでしょう。

ところでnpmは何の略でしょうか。npmのホームページを見ると一番上のハートマークの横にNascent Prototype Metaversと書いてあります。ここをクリックすると今度はNicely Pointed Mandibles、またここをクリックするとNavy Penguin Mariachiとなります。ジョークですね。

ubuntuの公式リポジトリからのインストール

ubuntuの公式リポジトリからインストールするには、端末から以下のコマンドを実行します。

インストールされたnodejsとnpmのバージョンとコマンドの場所を確認します。

apt installでインストールするとnodeコマンドではなくnodejsコマンドになります。nodeコマンドとして利用できるように以下のコマンドを実行します。

npmのnパッケージからバージョンを指定してインストール

n
Interactively Manage All Your Node Versions

nとはNode.jsのバージョンを対話的に管理するためのコマンドです。nコマンドをインストールするには以下のコマンドを実行します。nコマンドを/usr/local/binにインストールするのでsudoコマンドに続けて入力します。

Node.jsの最新版(2018年9月時点はv10.9.0)を利用できるようにします。

n コマンドで確認します。

nodeとnpmのバージョンを確認します。

今度はNode.jsの推奨版(2018年9月時点はv8.11.4)を利用できるようにします。

n コマンドで確認します。

nodeとnpmのバージョンを確認します。

nコマンドをインストールすることでNode.jsのバージョンを切り替えて利用することができるようになります。

Node.jsのバージョン管理ツールnvmでインストール

creationix/nvm
Node Version Manager - Simple bash script to manage multiple active node.js versions - creationix/nvm

nvm(Node Version Manager)は、複数のnode.jsのバージョンを管理するためのシンプルなbashスクリプトです。

スクリプトのインストール

cURLを利用する場合は端末から以下のコマンドを実行します。実行するディレクトリに影響は与えないので実行するディレクトリはどこでも構いません。

cURLではなくWgetを利用する場合は以下のコマンドを実行します。

コマンドを実行した時のログを見ると~/.nvmにインストール用のファイルがダウンロードされていて~/.bashrcに端末用の設定が追加されていることがわかります。以下に~/.bashrcの変更部分を示します。

~/.bashrcの変更部分を有効にするために端末を起動し直すか以下のコマンドを実行します。

command -v nvmと実行して以下の表示になればスクリプトのインストールは完了です。

nodeのインストール

nvmでnodeをインストールするときは以下のコマンドを実行します。nodeと指定するとnodeの最新版がインストールされます。

nodeのインストール先とnodeのバージョンを確認します。

nodeの安定版を利用したい場合は以下のように実行します。

最新版の環境に戻したいときは以下のようにします。

nvmの利用をやめたいときは上述の~/.bashrcの変更部分をコメント化すると良いでしょう。

Node.jsの仮想環境のnaveでインストール

isaacs/nave
Virtual Environments for Node. Contribute to isaacs/nave development by creating an account on GitHub.

naveをgitからインストールして最新版のnodeをインストールする実行例を以下に示します。

毎回~/.nave/nave/nave.shと入力するのは大変なので~/.bashrcの末尾に以下の記述を追加します。

nodeのインストール先とバージョンを確認します。

naveは仮想環境なのでnave use <nodeのバージョン>で仮想環境で作業することになります。仮想環境から抜けるときは

とするのを忘れないようにしましょう。

Expressのインストール

ここまででNode.jsの実行環境であるnodeコマンドとパッケージ管理のnpmコマンドを準備することができました。nodeのアプリケーションの雛形を作成してくれるexpressコマンドをインストールする方法を紹介します。express-generatorをインストールするとexpressコマンドが使えるようになります。

アプリケーションを作成します。

/tmp/fooディレクトリに作成されたpackage.jsonに記述されている依存するパッケージをインストールします。

サーバを起動します。

ブラウザでlocalhost:3000にアクセスするとWelcome to Expressと表示されます。

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